むかで屋日常

練馬の片隅に生きる江戸型彫り職人見習いと、その影武者のブログ

謎の花の型紙

 ここしばらくは、突然冬になったような気候ですね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
まいどまいど「久しぶりの更新です」と言ってばかりですが、久しぶりの更新です。

 

先日まで、同居人新井氏が取り組んでいた型紙です。

 

近くで見ると、こんな感じ。

 
なんだかすごく変わった柄。
この花、何の花なんでしょうか?

 

いちばん謎なのは、花びらに葉脈があること。



彫りあがりはこんな感じ、これだけ見ると夏の花っぽい。
 

 花びらに見える部分は実は葉っぱ(だから葉脈がある)で、この柄は「ポインセチア」ではないかというのが、私の見解です。
夏っぽい雰囲気の型紙だけど、実は冬の着物や帯に使われていたのかもしれません。

 でも、ポインセチア柄の着物や帯って、需要があったのかしら?
実物と同じ緑&赤で染めると、「お前はノルウェーの森かっ!」って突っ込みたくなるような色味になっちゃいますし。

 と、いう訳でポインセチア説にはあまり自信がありません。
もし何の花か分かった方がいらっしゃいましたら、教えていただけますと嬉しいです。

 

花(葉っぱ)部分以外の装飾もいい感じ。 



江戸型彫り - YouTube
葉脈部分は、ひとつひとつ地道に彫ってゆきます。
私だったら、15分くらいやった所で「イーーーっ」ってなりそう。