むかで屋日常

練馬の片隅に生きる江戸型彫り職人見習いと、その影武者のブログ

「昭和残響伝」2日目です

 「昭和残響伝」が始まって2日たちます。
まだ金曜日という事もあって(ということにしておく)、お客様が殺到!とはいかないのですが、遠方から見に来て下さった方もいたりで、感謝の日々です。
 

 同居人氏は、牛が危機一髪!なグリーティングカードを増産中。
彫りあがった型をカードに置いて、


 刷毛で絵の具をすりこんで、染めてゆきます。
捺染」とか「合羽擦り」と呼ばれる技法ですが、要するにステンシルです。


刷り上がりはこんな感じ。

 多色刷りにする場合は、色ごとに型紙を作って何度も刷るので結構大変です。
さらに、型を置く場所がぴったり同じでないと絵柄がずれてしまいます。
「ほし」と言われる目印を頼りに型を置きますが、針の穴サイズの目印なので非常に神経を使う作業です。


そうして刷り上がったカードかこちらのどかな牛たちか、ら、の
 

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